立山室堂 山岳スキー情報

立山 なだれ情報

雪情報 - 11月30日(水) 7時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2016/11/30
  • 時間
    7:00 AM
  • 場所
    室堂平(標高2,450m)
  • 天候
    快晴
  • 気温
    -5℃
  • 風向き
  • 風速
    1~2m
  • 24H降雪
    1cm
  • 積雪深
    70cm
  • 視界
    良好

・昨日浄土山北面で発生した雪崩事故で1名の方が亡くなっています。

・今朝の積雪観測の結果、表面付近の雪の状態は、夜間の放射冷却により昨日と大きく変化しましたが、依然として雪崩が発生する危険な状況に変わりありません。今後も日射などの影響により、午前と午後では大きく変化する可能性があり、行動には常に積雪状態を確認する必要があります。

・今朝は絶好のスキー日和になりましたが、目の前の景色だけに惑わされることなく、冷静な判断をお願いします。

・3年前の真砂岳での雪崩事故(7名死亡)のときも、絶好のスキー日和の裏に危険が潜んでいたことを忘れず行動を自粛してください。

 

〇雪崩が発生した浄土山方向の今朝の様子dsc_0129

 

雪情報 - 11月29日(火) 16時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2016/11/29
  • 時間
    4:00 PM
  • 場所
    室堂平(標高2,450m)
  • 天候
  • 気温
    -8.5℃
  • 風向き
  • 風速
    2m
  • 24H降雪
  • 積雪深
  • 視界
    200m

・本日29日(火)午前8時30分ころ、浄土山の北向き斜面で雪崩が発生しました。

・男性3人が巻き込まれ、1人は意識不明の重体です。

・発生現場での確認はできていませんが、付近で行った積雪観測の結果、昨日同様に新雪層内と地面に近いクラスト層のすぐ上の2か所に、顕著な弱層を確認しています。

・明日も状況に大きな変化はないと考えられます。引き続き雪崩が発生する可能性が高く、行動の自粛を強く要請しています。

・もし行動する場合には、事前に安全な斜面で積雪状況を詳しく調べ、自身や他人に対するリスクの回避や万が一の救助方法などについて、仲間同士でよく話し合って行動してください。大きな斜面や急斜面への立ち入りは避けてください。

・事故が起きた後ですので、くれぐれも慎重な判断をお願いします。

雪情報 - 11月29日(火) 9時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2016/11/29
  • 時間
    9:28 AM
  • 場所
    -
  • 天候
  • 気温
  • 風向き
    -
  • 風速
    m
  • 24H降雪
  • 積雪深
  • 視界

本日雪崩事故が発生しました。数名が巻き込まれたとの情報があります。

大変危険な状態ですので、行動の自粛を要請します。

雪情報 - 11月29日(火) 8時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2016/11/29
  • 時間
    8:00 AM
  • 場所
    室堂平(標高2,450m)
  • 天候
  • 気温
    -9℃
  • 風向き
    北西
  • 風速
    3~4m
  • 24H降雪
    6cm
  • 積雪深
    70cm
  • 視界
    300m

昨日から24時間の新雪は6cmで、積雪は70cmです。

・昨日から積雪の状況は変わっていません。行動判断は現地で実際の状況をよく確かめ、くれぐれも慎重に行ってください。

・室堂ターミナル内の「入山安全相談窓口」に立ち寄り、入山届の提出と指導員からの助言を受けてください。

雪情報 - 11月28日(月) 15時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2016/11/28
  • 時間
    3:00 PM
  • 場所
    室堂平(標高2,450m)
  • 天候
  • 気温
    -8℃
  • 風向き
    西
  • 風速
    3~4m
  • 24H降雪
    5cm(今朝からの新雪)
  • 積雪深
    70cm
  • 視界
    300m

・積雪観測の結果、旧雪の厚いクラスト層の上にこしもざらめ雪が混じった層があり、不安定な状態となっています。また、新雪層内も安定していません。

・北向き斜面でのコンプレッションテストでは、少しの力で一気に破断が入るような結果も出ています。

・しばらくは雷鳥沢などの大きな斜面には立ち入らない方がよいでしょう。もし立ち入る場合には、比較的安全な斜面で積雪状態を詳しく調べ、自身や他人に対するリスクの回避や万が一の救助方法などについて、仲間同士でよく話し合ってください。

・現在、積雪層内には不安定な積雪が存在していることを忘れずに、くれぐれも慎重な行動判断を。

 

 

 

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