立山室堂 山岳情報

立山 なだれ情報

雪情報 - 5月3日(水) 8時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2017/5/3
  • 時間
    8:17 AM
  • 場所
    -
  • 天候
    晴れ
  • 気温
    +5℃
  • 風向き
    北東
  • 風速
    6m
  • 24H降雪
  • 積雪深
    730
  • 視界
    良好

日中、特に昼過ぎからの湿雪雪崩に注意して下さい。

雪情報 - 5月2日(火) 12時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2017/5/2
  • 時間
    12:49 PM
  • 場所
    -
  • 天候
    快晴
  • 気温
    5℃
  • 風向き
    -
  • 風速
    微風m
  • 24H降雪
  • 積雪深
  • 視界

!!室堂周辺や剱岳・インディアンクロワールなどで、雪崩が発生し始めています!!

 

今後、気温の上昇に伴い、雪崩の発生域が広がる可能性が高いです。

警戒し、沢状地形や大斜面に入らないようにして下さい。

 

雪情報 - 5月2日(火) 8時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2017/5/2
  • 時間
    8:46 AM
  • 場所
    立山センター裏(標高2,450m)
  • 天候
    快晴
  • 気温
    0℃
  • 風向き
    北東
  • 風速
    微風m
  • 24H降雪
    20cm(吹溜りはさらに多い)
  • 積雪深
    760
  • 視界
    良好

<積雪状況>

・観測地点での新雪約20cm。昨日は終日北西よりの風が卓越していたことから、南側の斜面等では、より多くの雪が吹溜っていると考えられる。

・表層約10cmが風に叩かれてスラブ化しており、その下約10cmがアラレ交じりの結合の緩い新雪。

・新雪~旧雪ともに、層内に顕著な弱層は認められないものの、硬度の違いは複数層で認められる。この境界が滑り面になる可能性がある。

 

気温の低い午前中は、特に吹溜りや開けた大斜面での乾雪表層雪崩に警戒が必要です。

さらに、昼過ぎからは気温の上昇に伴い、全方位で湿雪雪崩に注意してください。湿雪雪崩が多発した4月30日の状況に似ているようにも感じます。点発生の雪崩が予想以上の大きさに発達する可能性もあります。

雪質の変化、周囲の雪崩の発生状況、地形等をよく見て、安全な行動を心がけてください。

雪情報 - 5月1日(月) 9時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2017/5/1
  • 時間
    9:03 AM
  • 場所
    -
  • 天候
  • 気温
    0℃
  • 風向き
    北西
  • 風速
    5m
  • 24H降雪
  • 積雪深
    745m
  • 視界
    100m

<積雪状況>

昨日の気温上昇で、室堂や剱岳周辺で湿雪表層雪崩が多発した。

雪崩に起因する遭難事故も発生している。

現在、室堂周辺では雪が降っており、今後の降雪次第では、より危険な積雪状況となる可能性がある。

 

今日の日中は、悪天候が続きそうです。視界が悪いので道に迷いやすい状況です。また、降雪量が増えると、雪崩の危険性も高まります。無理な行動は控えてください。

雪情報 - 4月30日(日) 12時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2017/4/30
  • 時間
    12:35 PM
  • 場所
    -
  • 天候
    快晴
  • 気温
    5℃
  • 風向き
    西北西
  • 風速
    3m
  • 24H降雪
  • 積雪深
    750㎝
  • 視界
    良好

<雪崩情報>

本日午前11時頃、雷鳥沢キャンプ場南西側の斜面で、スキーカットに起因する雪崩が発生。

・種類)点発生湿雪表層雪崩

・原因)スキーカット

・規模等)流下距離: 約80m、デブリ末端部幅:約20m、斜面方位:北東面、斜度:30~35度

新雪内の硬度の異なる層を境界に、表層10cmが雪崩れた。

・状況等)斜面に滑り込んだスキーヤーの足元から崩れ、1名が巻き込まれたものの、無事脱出。

・その他)この雪崩れのすぐ横でも、同様の雪崩が認められる。また、周辺の雪庇も、崩れ始めている。

気温の上昇で、雪の結合が緩んでいる模様。雪崩・雪庇崩落などに、厳重な注意が必要。

 

この規模の雪崩でも、状況次第では重大な結果を招きかねません。

ビーコン等雪崩対策装備の携行はもとより、大人数で不用意に斜面に入り込んだり、下に登山者などがいる斜面上部を横切ったりしないよう、適切な行動を心がけてください。

 

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