雪情報 - 5月4日(木) 8時現在
<積雪状況>
全体的に安定しているように見えるが、日中、気温上昇で積雪の結合が緩み、湿雪雪崩や雪庇崩落の可能性が高まる。
奥大日岳稜線の北側に、雪庇が大きく発達しています。
雪庇上を歩いたトレースも見られますが、非常に危険です。
先行者のトレース=安全ではありません。
自分で安全なルートを判断してください。
雪情報 - 5月3日(水) 8時現在
日中、特に昼過ぎからの湿雪雪崩に注意して下さい。
雪情報 - 5月2日(火) 12時現在
!!室堂周辺や剱岳・インディアンクロワールなどで、雪崩が発生し始めています!!
今後、気温の上昇に伴い、雪崩の発生域が広がる可能性が高いです。
警戒し、沢状地形や大斜面に入らないようにして下さい。
雪情報 - 5月2日(火) 8時現在
<積雪状況>
・観測地点での新雪約20cm。昨日は終日北西よりの風が卓越していたことから、南側の斜面等では、より多くの雪が吹溜っていると考えられる。
・表層約10cmが風に叩かれてスラブ化しており、その下約10cmがアラレ交じりの結合の緩い新雪。
・新雪~旧雪ともに、層内に顕著な弱層は認められないものの、硬度の違いは複数層で認められる。この境界が滑り面になる可能性がある。
気温の低い午前中は、特に吹溜りや開けた大斜面での乾雪表層雪崩に警戒が必要です。
さらに、昼過ぎからは気温の上昇に伴い、全方位で湿雪雪崩に注意してください。湿雪雪崩が多発した4月30日の状況に似ているようにも感じます。点発生の雪崩が予想以上の大きさに発達する可能性もあります。
雪質の変化、周囲の雪崩の発生状況、地形等をよく見て、安全な行動を心がけてください。
雪情報 - 5月1日(月) 9時現在
<積雪状況>
昨日の気温上昇で、室堂や剱岳周辺で湿雪表層雪崩が多発した。
雪崩に起因する遭難事故も発生している。
現在、室堂周辺では雪が降っており、今後の降雪次第では、より危険な積雪状況となる可能性がある。
今日の日中は、悪天候が続きそうです。視界が悪いので道に迷いやすい状況です。また、降雪量が増えると、雪崩の危険性も高まります。無理な行動は控えてください。