雪情報 - 11月26日(日) 8時現在
昨日までの新雪が、場所によって数メートルに達しています。
短期間に大量の降雪があったことから、周辺全域で雪が不安定な状態になっています。
また雪を観察したところ、積雪表面から15cm前後の深さに、若干不安定な層が認められました。
浅い表層雪崩でも、大きな斜面では規模が大きくなり、予想外の被害を出しかねません。
雪が吹き溜まる沢などの雪崩地形や大斜面での行動は、控えたほうがよさそうです。
天候は良くなりましたが、風が非常に強く、午後からは再び荒れ模様になる見込みです。
気象遭難にも厳重な注意をして下さい。
雪崩だけが雪山の危険ではありません。
道迷い、低体温症、凍傷、転落、滑落など、雪山に潜むリスクを総合的に判断し、自分自身の力量に見合った登山をしてください。