立山室堂 山岳情報

雪崩、気象遭難に注意

雪情報 - 11月26日(日) 8時現在

  • なだれに注意
  • 危険な状態
  • 非常に危険な状態
  • 行動の自粛を要請

  • 日付
    2017/11/26
  • 時間
    8:34 AM
  • 場所
    立山センター裏(標高2,450m)
  • 天候
    曇り
  • 気温
    -8℃
  • 風向き
    西
  • 風速
    7m
  • 24H降雪
    10cm(吹き溜りは更に多い)
  • 積雪深
    330cm(吹き溜りは更に多い)
  • 視界
    良好

昨日までの新雪が、場所によって数メートルに達しています。

短期間に大量の降雪があったことから、周辺全域で雪が不安定な状態になっています。

また雪を観察したところ、積雪表面から15cm前後の深さに、若干不安定な層が認められました。

浅い表層雪崩でも、大きな斜面では規模が大きくなり、予想外の被害を出しかねません。

雪が吹き溜まる沢などの雪崩地形や大斜面での行動は、控えたほうがよさそうです。

 

天候は良くなりましたが、風が非常に強く、午後からは再び荒れ模様になる見込みです。

気象遭難にも厳重な注意をして下さい。

 

雪崩だけが雪山の危険ではありません。

道迷い、低体温症、凍傷、転落、滑落など、雪山に潜むリスクを総合的に判断し、自分自身の力量に見合った登山をしてください。